6月20日(土)に障がい者への差別の解消を目的にされている「福岡市手をつなぐ育成会」から講師お二人をお招きし「知的・発達障がいについて学ぼう」と題して地域福祉講座を開催しました。
障がい者は、理解するのに時間がかかったり、行動が遅いので、短くひとつずつ、ゆっくり声かけして、返事を待つことが必要です。決して急がせたりしてはいけないし、先の見通しがつくと安心するので、情報を視覚的に示すのもよいとのことでした。
また、「話を聞きながらメモを取る」など同時に複数のことをするのは苦手だそうで、誰でも初めてのことや慣れないことなど戸惑うことがあると思います。何度も経験することにより少しずつ慣れてきます。こういったことを理解して、障がい者と向き合ってください。
配慮としては、周囲の雑音はできるだけ少なく、話をする人の前に座り、音と一緒に文字や映像など視覚的な情報を併用して、不要なものは除外しておくとよいそうです。
発達障がいとは、脳機能の違いが関係する生まれつきの障がいで、愛情不足やしつけが悪いのではない。物事の受け止め方、感じ方、記憶の仕方、表現の仕方などの違いにより、様々な行動や態度に現れる。見えにくいわかりにくい障がいで誤解されやすく、人権侵害につながりやすい。
困ることばかりではない。目や耳からの情報の記憶得意で、ルールが決まればその通りに行える。興味・関心のあるものには集中力が強い。誰でも得意・不得意がある。障害のために苦手なことが大きいことがあります。得意は何か、視点を向けるとよいところが見えてきます。
| ビニルの手袋をして、お札を数えてみました。 指だけの時との感覚の違いは、障がい者の感覚に近いそうです。 |
講師から、生まれて5日でダウン症と診断された次男さんの話をしていただきました。
医師からそう告げられたとき「家族の太陽のような存在になりますよ」と言われたそうです。何を言っているんだろう。育てられるかしら?お兄ちゃんの将来は大丈夫かなぁ。主人から「うちに生まれてきたんだから、僕と一緒に育てるんだよ。大丈夫」と言われると、「そうだ」とその時は思えるけど・・・
小学生の頃、お友だちから「今日クラスで大ちゃんのお誕生会があったよ。何歳になったの?」「大ちゃんテレビ見る?」「大ちゃんテレビ見て笑う?」えーっ、えーっ、と言いながら、息子のことを友だちとして知ろうとしてくれていることがうれしかった。中学生の頃ボウリングで198点。高等部を卒業して、グループホームで暮らし、働いてお給料をもらって、31歳の青年らしく過ごしています。と・・・感動して涙が
ゆっくり育つ息子と、ゆっくり流れる時間の中で、ゆっくり考えることができた。(子どもに育ててもらっているなぁ)
障がいがあっても、学校で学びたい、友達と遊びたい、社会で働きたい、人の役に立ちたい
子どもはたちは宝物。生まれてきてくれてありがとう!太陽のような存在・・・あれ!?
笑顔で暮らせるのは・・・家族の理解 障がいがある子どもを持つ家族との出会い 福祉とつながる 信頼できる専門家とつながる いろんな経験を積める 地域の方たちに知ってもらえて、社会参加できて、拒絶されなかったから
講師のお話と資料から一部を切り取らせていただき紹介しました。このお話の中から様々な差別と向き合う原動力をいただいたように思います。ありがとうございました。