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2025年11月30日日曜日

体協/2025年ファミリーバドミントン大会

 2025年11月9日、「2025年ファミリーバドミントン大会」🏸が、さざんぴあ博多にて開催されました。
 今年も地域交流を目的とした恒例行事として行われ、世代を問わず幅広い年代の参加者が集結。会場は朝から、ラケットよりも軽やかな笑顔と、時折飛び交う歓声(とため息😮‍💨)で活気に満ちあふれていました。 「久しぶりにラケットを握った」という方から「毎週握っています」という強者まで、レベルの垣根を越えて盛り上がれるのが、この大会の魅力です。

 本大会の特徴は、通常のバドミントンとは異なり、使用するシャトルにスポンジ🧽が付いていること。 この“優しさ設計シャトル”のおかげで球速は控えめ、勝負は白熱、ラリーは長め。経験者と初心者の実力差が出にくく、「え、今の取った!?」「あ、今の落とした!?」と、驚きと笑いがあちこちで生まれていました。 技術だけでなく、チームワークと気合、時には運までもが勝敗を左右する、まさに“ファミリー感”あふれる戦いが繰り広げられました。 


  試合は、男子の部・女子の部・混合の部の3カテゴリーで実施。 どの部門も白熱し、なんとすべての決勝戦がフルセットにもつれ込む大接戦。観客席からは応援の声が響き渡り、コート上では選手同士の掛け声と気合いが空気を震わせていました。 
 決勝戦の盛り上がりは、まるでスポーツドラマの最終回。突然主題歌🎵が流れても不思議ではないほどの熱気でした。


 男子の部は、麦野五丁目が見事優勝。強烈なスマッシュと正確なネットプレーで観客の視線を釘付けにしました。準優勝は諸岡町、3位は板付六丁目。どのチームも「これぞ決勝戦」という見応えある試合を見せてくれました。

男子の部優勝 麦野5丁目

  女子の部は、諸岡町が優勝。落ち着いた試合運びと抜群のチームワークが光りました。準優勝は麦野六丁目、3位は麦野五丁目。笑顔の裏に隠れた闘志が随所に垣間見える、熱い戦いとなりました。 

女子の部優勝 諸岡町

 混合の部は、井相田町が頂点に。男女の連携はまさに阿吽の呼吸で、攻守ともに安定感抜群。準優勝は板付六丁目、3位は麦野二丁目と、こちらも最後まで目の離せない展開でした。
 
混合の部優勝 井相田町

 試合の合間には、点を取った瞬間のハイタッチや、惜しいミスに思わず笑ってしまう場面、そして「ドンマイ!」という優しさ満点の声かけがあちこちで見られました。 勝ち負け以上に、「一緒に楽しむ」空気が会場を包み込んでいたのが印象的です。 


 この大会を支えてくださったスタッフ、ボランティアの皆さまの存在も欠かせません。 スムーズな進行と温かな対応のおかげで、参加者も観客も安心して楽しむことができました。決勝戦の頃には、運営席や観客席から自然と拍手が起こり、会場全体が一体感に包まれる場面もありました。 

 大会終了後には、 「来年こそ優勝!」 「いや、まずは体力づくりから…」 と、すでに次回に向けた作戦会議(雑談)😆があちこちで始まっていました。 

 笑いあり、感動あり、筋肉痛の予感あり。 今年の大会も、地域のつながりをより深める、最高の一日となりました。 来年はどんな名勝負と名(迷)場面が生まれるのか、今から楽しみです。